痙性斜頸(ジストニア)の治療と経過、ニートに至るまで。
こんにちは。
今日は私が日々悩まされている、痙性斜頸(ジストニア)についてお話します。
2年程前から首の痛みがあり、整形外科に受診しました。
レントゲンによる異常はみられず、始めは「頚椎症」と診断され、
首の牽引や理学療法士さんによるリハビリ、薬、湿布による治療をおこなっていました。
それから一年たっても良くならず、むしろ悪化してしまい、
ただの頚椎症や肩こりではないと思い、
紹介状を書いてもらい大きい病院でMRI、神経伝達検査、血液検査をおこないました。
それでも異常はありませんでしたが、担当医師との触診や視診で、
「痙性斜頸」だろう。
と診断されました。聞いたことのない病気で「?」でした。
私の場合、痙性斜頸で見られる明らかな首の曲がりはなかったため、
自分でも他人にもきづかなかったのです。
自分の首の痛みは姿勢の悪さや高校時代からの肩こり、
趣味のバドミントンが原因だと思っていました。
医師の話によると痙性斜頸は姿勢を治そうとすればするほど悪化する可能性があるらしく、半年以上おこなっていたリハビリがむしろ悪化させてしまった可能性があるとのことでした。
それから整形外科でおこなっていたリハビリをやめ、現在までボトックス治療(注射)をおこなっています。
痙性斜頸は自分の意思とは関係なく、脳の誤作動で筋肉が異常にかたくなり、
痛みが出るなどといわれていますが、
私は首や肩に負担がかかる作業をすると、物理的にも痛くなってしまいます。
そのため、7年続けていた職場を辞めました。
仕事は、デスクワークや調理作業が主で、
特に、調理・洗浄・片づけなどの作業は繰り返しおこなう動作が多く、
首に負担がかかり、作業中に激痛がおこることが多々ありました。
また、仕事やプライベートでのストレスや嫌なことがあると余計に痛みが出ます。
私はとても神経質で考え込みやすいので・・・。
職場は特に人間関係が悪くもなく、給料・休日もある程度いただくことができ、
良くも悪くもなく安定しているためダラダラと7年間を過ごしていましたが、
やりがいや達成感、尊敬できる人もいない、今後の成長もみられない場所で、
人生ほとんどここで過ごすのにこのままでいいのか。。とずっと思い続けていました。
そのタイミングで痙性斜頸と診断され毎日首の痛みと闘いながら、付き合っている彼氏との同棲・結婚を目前に、これをきっかけに「仕事、辞めてしまおう!!!」と決めました。
彼氏はやめることに反対はしておらず、「早く俺と一緒に住もうよ~!」
って感じでした(笑)
それまでは一人暮らしをしていましたが、彼の家にすぐお引っ越し!
大学を卒業し、ずっと正社員で働いてきたから仕事を辞めて、
彼との同棲生活でストレスもなくジストニアの症状がよくなるだろう!!!
と当初は思っていましたが、残念ながら現在も痛みとたたかう日々です・・・
現在の治療は、3か月に1回のボツリヌス療法(ボトックス注射)のみ。
いろんな飲み薬も試しましたが効いてるのかよく分かんないレベルなのでやめました。
注射も効いてるのかわからないレベルで、全然痛くなります。。。
が、働いているときよりだいぶマシにはなりました。
ただ、再就職するとまた痛みが出るのかと思うとなかなか仕事につけません・・・
辞めて半年がたちました。ニートの半年ってほんとにあっという間ですね。
いつもジストニアに悩まされているので、前向きな気持ちでずっと保つのは難しいですが、明るくて子どもみたいで楽観的な彼に助けられています。
少しでも痛みを軽減するために日頃おこなっている、
おすすめの痛み軽減方法をご紹介します。
・普段から呼吸を意識しておこなう(深呼吸をする)
・仰向けの状態で呼吸をしたり、目を閉じてリラックスする
・リングフィット(任天堂switch)で運動する
(肩こり軽減モードがかなりおすすめ)
・ネットで購入した肩甲骨ツボ押しグッズ
(ジストニア関係なく、肩こりの人かなりオススメ!)
・お風呂で肩まであたためる
なにか参考になればと思います。
また、他にもたくさん書きたいことがあるので随時更新していきたいと思います。
それでは☆